インソール
インソール
靴の中に入れて、足の骨格を正しい状態に矯正するために使用するものを「インソール」といいます。インソールを使用することで、足の形や下肢のアライメントをしっかりと補正し、お子さんの立っている状態や歩行を安定させることが可能です。
※インソールの製作には各年齢に適応がございます。踵骨(かかと)の成長を考慮すると、なるべく早めからのインソール治療を行うことをおすすめしております。
インソールが必要となる主な疾患として、「外反扁平足」が多くあげられます。子どもの外反扁平足とは、立っているときに踵骨(かかと)が外側に傾いていることや、足のアーチ部分(土踏まず)が無くなっている状態をいいます。足のアーチが無いと、立っている状態でいることが不安定になることや、転びやすくなる、つまずきやすくなるなどの症状がでてきます。子どもの頃の外反扁平足は、インソールを装着すれば成長に伴い改善することが多いため、早めの治療がとても大切です。
当院では小児用補装具専門の「ゆめ工房」さんによる完全オーダーメイドで制作しております。インソールはお子さんの足部(主にかかと)の形に合わせて製作をいたします。
採型から完成(靴合わせ)まで約3週間程度を見込んでいます。
日常生活で、よくつまずきうまく走れない、運動ができないなどの悩みが、インソールで足の矯正を行うことで、歩行や運動の能力を改善に期待できます。
足の形が変形していると、背骨や腰に影響を与える場合もあります。その影響により姿勢が悪くなっている場合もございます。足の形を矯正することで、姿勢の改善が期待できます。
当院では金曜午後、16時より17時30分まで、また土曜日13時より14時30分まで30分間隔の枠で完全予約制によりインソール作成に対応しています。ご相談・作成ご希望の方はまずは受診してください。